猫島で一泊二日、猫まみれでした。その3
前々回
さて、日帰りでも行ける佐柳島ですがネコノシマホステルを利用して一泊した理由、それは夜明けすぐの時間に猫を撮りたかったからです。猫を撮るベストの時間は絶対に夜明け前後ですよ。夕暮れ時も良いですが、佐柳島は島の東側に集落があるため夕暮れ時は山に遮られて日陰になってしまいますので。西側には人も猫もいないですし。
海、朝焼け、猫。ぶわっと赤い夕焼けよりももわもわっと明るくなってくる朝焼けが好きです。ようよう白くなりたる、というやつです、春じゃないけど。
港猫。
家族。
怖い顔に写ってるけどめちゃめちゃ甘えてきてる。この後肩の上に駆け上ってきました。困ってると通りがかった地元のおばさんが「あ、その子探しててん、近所の人の飼い猫。」との事で連れて行ってくれました。飼い猫、外猫の区別は曖昧ですが、島の人は皆猫を可愛がっています。そうでなければこんなに猫の愛想が良いはずないですね。
少しでも高いところにいると強気。
こいつ昨日もこの台車の上にいたような。お気に入りの場所か。
親子で日向ぼっこ。朝撮影するのは低い角度から陽が当たるから好きです。
たぬきといると猫まで福々しく見えます。
向こうに見える小島がとてもフォトジェニックです。堤防沿いに歩くと猫が着いてきます。堤防をぽんぽんと叩くとわかっているのか上に登ってくれる。野良だけど撮られ慣れた猫達。
ドラマティックな現像してみました。
猫島に行く、というのはアクセス悪かったり、お店が無くて準備が大変だったりしますが佐柳島に関してはかなり行きやすいんじゃないでしょうか?特にカフェがあって食事、休憩できるというのが大きい。写真撮るなら是非泊まりで行くのを勧めます。
猫島で一泊二日、猫にまみれてきました その2
前回に続き、佐柳島へ行ってきた話です。
お昼も過ぎてお腹が空いてきました。去年来た時にはなにせ人より猫の方が多い島ですから店というものが無く、食べ物は自分で用意して上陸する必要がありました。しかし、今年の夏に「ネコノシマホステル」ができたのでお昼をいただくことも宿泊することもできるようになりました。
海沿いの道を通り島の中央部へ。途中で会った猫がついてきます。
1kmほど歩くと廃校になった小学校が見えてきます。
木造校舎をリノベーションしてできたのが「ネコノシマホステル」です。
職員室を改装してカフェにした「喫茶ネコノシマ」
店内は小学校だった往時の面影を残しつつ、お洒落に改装されています。ガラス戸棚には古いPENTAXやポラロイドカメラSX-70とローライフレックスも。オーナーさんが写真がお好きなようです。
人体模型!色々な小学校の教材が残されていてそれを探すのも楽しいです。
窓の外には入れて欲しそうに猫が。残念ながら衛生上の理由から猫は建物には入れません。
カレーをいただきました。トマトが効いた好きな味でしたね。
喫茶ネコノシマで一休みした後は佐柳島のもう一つの集落、長崎に向かいます。
本浦と違い、港周辺にはあまり猫の姿は見えませんが海岸沿いに先に進んでみると発見。
住宅地の方に行くのでついていきます。
団体で出迎えられました。
みんなして足に身体を擦り付けてくるし、どこまでもついてくる。歩いていると蹴飛ばしそうだし実際に何度か蹴飛ばしてしまったんですがそれでもどんどんついてきます。途中でどこまで来るんだろうとこっちが不安になりましたが、ある路地に入ったら全部ぱったりとついてこなくなりました。テリトリーの境目だったんでしょうね。
日も暮れたので今日の宿のネコノシマホステルに戻ります。綺麗な夕陽ですが集落は島の東側にあるので夕陽と猫は撮れないのが残念。これだけ良い天気なら星空も撮れそうです。次回は絶対三脚持ってこよう。
宿泊予約の時に申し込んでおくと夕食も用意してもらえます。
図書室や音楽室だった場所がホステルにリノベーションされています。自分が泊まったのは図書室。早目に寝て翌日に備えます。 続きます。
猫島で一泊二日、猫まみれになって来ました。その1
連休をいただいていたので瀬戸内海の猫島の一つ、佐柳島へ行ってきました。かの岩合さんも訪れ、飛び猫でも有名ですね。関西のお昼の定番TV番組でも取り上げられていました。自分も去年一度訪れて、一年ぶりの再訪になります。
大阪から佐柳島への行き方は色々ありますが、自分は神戸から深夜一時に出航するジャンボフェリーを利用します。早朝5時に高松着、予讃線で40分ほどで多度津駅、徒歩15分程の多度津港からフェリーで1時間で到着します。新幹線で岡山経由で行くのに比べると半分くらいの運賃で行けますし、早朝に高松に着くので島への始発の6時55分のフェリーに間に合わせる事も可能です。まあこれはかなりギリギリになるので自分はその後の9時の便に乗りましたが。その間はうどん食べたり。流石香川県、朝6時からうどんが食えます。
めちゃくちゃいい天気。
佐柳島には本浦と長崎の二つの集落があります。上陸した本浦の港がすでに猫だらけ。
ここは白トラが多いですね。
人慣れしていて、というか異様に愛想が良い、むしろ図々しいくらい近寄って身体を擦り付けてきます。撫でようものなら周りの猫も餌を貰ってるとでも思うのか寄ってきて10匹ほどに囲まれることになります。
佐柳島と言えば飛び猫。撮影に挑戦してみましたが…
片手で猫を誘導しながら片手で撮影したのでフレーミングが…。一人で撮るならあらかじめ猫までの距離にピント固定したカメラを三脚にセットしてリモコンでシャッター押す必要ありますね。三脚持っていけばよかった。
10時ごろに島に着きましたが、夢中で撮影してたらあっという間に13時過ぎに。そろそろお腹が減ってきました。去年ここにきた時にはご飯を食べるところなんてなかったのですが… 。続きます。
おやホロ、大阪2現場
10月12日、おやすみホログラムのライブが昼に大阪の福島のセカンドライン、夜に梅田NU茶屋町のタワーレコードで行われたので行ってきました。ここ最近、仕事の都合で関西のライブに行けずに東京のライブに行くというコストパフォーマンスの悪い事が続いたのでこの日はなんとしても行きたかった。少し無理言ってシフトを代わってもらって両方参加出来ました。
セカンドラインは久しぶり。対バンのフィロソフィーのダンスのファンに他の現場での知り合いのオタクが多くいてお久しぶり〜などと挨拶しつつ入場しました。
イベントのトップバッターは963から。見るのは四度目くらい、今の二人組になってからは初めて。久しぶりに聞いた「夢?幻?ドロップス」はやはり良い歌でした。
二組目にはUNDERHAIRZ。
ド下ネタのガールズラップ、歌詞の酷さで知られてますが何気に音はかっこいいと思うんですよ。でもそんな事忘れるぐらいにやはりリリックが酷すぎる。だからこっちは馬鹿になって踊るしかないとても楽しいライブをします。はたしてアイドルなのか微妙なUNDERHAIRZですが自分はアイドルのライブの魅力は斜に構えないで恥を捨てて楽しめるところだと思ってるのでそういう意味ではとても良いアイドルですね。そのうち物販行こうといつも思ってます。今回も行きそびれましたけど。
三組目におやすみホログラム。
大阪でのおやホロのライブは東京でのそれと比べて荒れ気味、汚くなる傾向があるんですが今回はアンヘアの後で客も温まっていていつにも増した盛り上がりでした。昼間なのに。演者ごとに流れが出来ていく対バンイベントは良いですね。
今まではDJセットの場合は二人の後ろで小川さんがDJをしてたんですが、最近は小川さんはステージには上がらず。一歩引いて二人にステージを任せるようになったんでしょうか。一方でこの日発表された「Mother」のMVには小川さんが登場しているのが面白い。八月ちゃんとカナミルがおやすみホログラムなのか、二人に小川さんを加えておやすみホログラムなのか、それとも小川さんこそがおやすみホログラムなのか、ここの曖昧さ具合が面白いんです。
カメコ的な反省点。α7Sで撮ったんですが画面にシマが。電子シャッターで起こるフリッカー現象です。大音量のライブだから電子シャッター切れば良いんですがα7Sはメニュー画面開いて項目探さないといけない。OLYMPUSのカメラはすぐシャッターモード変更できるんだけど。
トリのフィロソフィーのダンスは後ろに下がってまったり鑑賞、可愛いし曲良いし歌上手いし良いグループですね。
物販、特典会が終了しましたが次のイベントまではかなり時間があります。カレー食いに行こうと誘われてなぜかタクシーで桜川へ。良いライブの後はこういう意味わからない行動するものです。マジックスパイス、美味いし店がかっこよかった。
タワレコでのインストアイベントはフィロソフィーのダンスとの合同。今回はフィロソフィーのダンスから。さっきより前めで見て若いのに色気ある表情するな〜とか思って見てました。
そしておやホロ、セカンドラインでやらなかった曲やってくれて得した気分に。それでも贅沢なもので久しぶりに聴きたい曲色々あります。「揺れた」とか「our future」とか。今回の15、17のリリースでおやすみホログラムの持ち曲はざっと30曲に。しかもそれぞれオケ、バンド、アコースティックとバリエーションがあります。今日しかないセットリストのライブ、なるべくたくさん見たいものです。
フィルムカメラでも撮影。インストアライブはライブハウスと違って光量が一定なのでAEの無いマニュアルカメラでも撮影しやすいですね。NU茶屋町はISO400のフィルムでF2.8、1/125くらい。ピントは気合で合わせるしか無いですが。AF出来るフィルムカメラ買おうかな。カナミルさんの動きをとらえられるんだろうか?
集合写真大好きオタクがリクエストしたので撮ってもらった写真。小川さんがiPhoneで撮ったんですが、よく見るとiPhone X。新しいiPhoneだ!とガヤると後で物販行った時に「これ良いですよ、ボカせるんです」とiPhoneのカメラの自慢を嬉しそうにしてくれました。
モノクロフィルムで野良猫撮影
撮りっぱなしで放置していたフィルムを二本ほど現像しました。多分九月くらいに撮ったもの。コストかかるのでお金を他で使ってしまうと現像は後回しになりがちです。フィルムはACROS、レンズはMCロッコールの50㎜や135㎜使ってた気がします。モノクロだからフィルムだからと気にせずに普通に野良猫を撮っただけですが、仕上がりまで時間かかるのと見ていた景色が白黒に変わる意外性が楽しい。腕が上がると自分の理想のイメージに近づける為に撮るようになるんでしょうが、自分はまだまだ写った!楽しい!というレベル。でもこの感覚は忘れずにいたいです。