今朝の野良猫撮影
梅雨入りしたというのに晴天続きですね。
今日はいつもより寄ってきた気がしました。
一年ぶりに京橋へ
数年前は足繁く通ってたのだが、ここ二、三年は随分と足が遠のいてしまった街、大阪の京橋。行けば変わらず歓迎してくれるだろうし、それなりに楽しくやれる確信はあるのだけれどそれでもお邪魔させてもらう、という立場になったので今日はやめておくかという遠慮が先に立ち最後に行ってからもう一年以上が過ぎてしまった。
昨日ようやく行ったのには特に理由はない。なんとなく今日ならいいんじゃないかな、と思っただけ。
一年前はカメラを持ち歩いたりしてなかった。今回初めて京橋の街にカメラを向けてみたけど、猥雑で活気があるのに少し淀んでいて写真を撮るのがとても楽しい。無断でカメラを向けるといきなり怒鳴られそうなスリルもあるけれど、ここには何度か来てもっとたくさん撮ろうと思った。
タコ焼き屋やガールズバーの客引きをいなしながらアーケードを奥に進むと突然現れる真実の口が目印だ。
先に進むにつれ、シャッターの降りた店が増える。
このスナックや飲み屋がたくさん入ったビルに目当ての店はある。その店には看板もネオンも無い。初めて来る客は皆迷う。
店の前までたどり着いてもこの素っ気ないドアがあるだけ。営業してる空気の一切ないこのドアを見て帰ってしまった人も多い。偏屈なこの店の店主はツイッターのプロフィールに書かれた住所と電話番号だけでこの店に辿り着きなおかつこのドアを開ける勇気のあるものしか客と認めないのだ。
全力少女という名のこのBARはアイドルグループのももいろクローバーZのファンの店だ。
アイドルファンの店だが、店主が酒好きのオタク気質のせいか面白いお酒を置いてる。讃岐くらうでぃという日本酒。麹が香る日本酒だけどヨーグルトのような酸味と甘味、アルコール度数6度と軽くロックで飲む。
すじコン。四年前のオープン当初、自分が通っていた頃は店主はフードを作るのを嫌がってメニューにはドリンクしかなかったので客は各自つまみを持参していた。しばらく行かないうちに美味い料理を用意できるようになっていて驚いた。
引きが強い、という言葉があるけれど自分の引きの強さを一番感じた出来事はこの店主と知り合った事。2012年、ももいろクローバーZのファンになり初めてアイドルにハマった自分はその楽しさを語り合える相手を猛烈に欲していた。それでZEPPなんばであったももクロのライブビューイングの時に喫煙所で見知らぬ相手だけど思い切って話しかけてみた。よくライブ行かれるんですか?いつからファンなんですか?誰推しですか?なんていって。そうしたらその相手はももクロが好き過ぎて仕事を辞めてファンの集まる店をはじめると言い出した。語り合える相手が欲しかった自分にとってはこの上ない相手に話しかけたわけだ。自分にはオタクを選ぶ引きの強さがある気がした。
結局、自分はももいろクローバーZのファンではなくなってしまったけど今だに全力少女という店のファンではある。自分は最近のももクロについてはもう何も知らないから店に行ったら他のお客さんの会話の邪魔になるんじゃないか?と気になってなかなか行けないけど。でも少なくとも昨日いたお客さんはそんな自分を快く受け入れてくれたし楽しい会話ができた。好きなものについて一生懸命話すのを聞く、というのが自分は好きなんだな。
MD TELE ROKKOR 135㎜ F2.8で野良猫撮影
50㎜に続き135㎜をSR101につけて撮影。80㎜や100㎜は高価だけど、135㎜になるとめちゃ安いですね。これも3000円くらいだったような。古いカメラ、レンズ遊びは安くてなんぼ、伝説の銘玉も使って見たいですが手頃な物に満足できなくなってからでいいでしょ。
このレンズの写り結構好きかもしれません。
色が淡いフィルムのc200ですがかなり濃い色が乗ってる気がする。
シャープに写ってますね。
135㎜の画角はMZD75㎜(換算150㎜)をよく使うので大体同じ感覚で使えます。マニュアルフォーカスでは開放時の被写界深度はかなり浅いですが。
デジタルではよくやるけどフィルムでは仕上がりが不安であまりやらない前ボケにも挑戦してみたり。
E-M1mk2にもつけてみました。画角は換算270㎜相当になります。
こんなふうにちょっと薄暗い所にいるのを寄って撮るならデジタルカメラの方が良いですね。失敗してもデジタルならお金もかからないし連射できるしピント合わせも拡大してできるし。フィルムで撮る時は引いて周りの雰囲気を収める事を心がけよう。
光線が良かったのもあるけどこのレンズ、デジカメにつけてもいい写りします。デジタルで使うオールドレンズは広角から標準域の単焦点レンズについては割と情報あるけど望遠やズームレンズについてはあまり無いですよね。けっこう楽しめるんでこれから色々情報が出てきたら良いのになあ。
これも液晶動かせるデジカメが有利な撮影。古いカメラでも這いつくばれば良いんだけどね。
カプセルカメラXA-2で野良猫撮影
メインデジカメ、サブにフィルムカメラで撮影に行くことが多いのですが、身軽に出かけたい時のためにコンパクトカメラが欲しくなりヤフオクで購入しました。OLYMPUSのXA2。2,000円くらい。レンジファインダーがついたXA1が欲しかったんですがだいたい一万円くらいはするので今回はゾーンフォーカスの廉価版です。とてもコンパクト。ズボンのポケットにだって入りますね。
外付けのフラッシュユニット。あまり使わないと思うんですが装着するとメカメカしくてかっこいい。いつものc200を詰めてさっそく野良猫を試し撮りしてきました。
感度の設定と遠景、中景、近景の三段階の距離を決めるだけで完全にカメラまかせのシャッター押すだけカメラ。イメージしてたよりもちょっと明るく写っている気がします。現像やデータ化の際にちょい濃い目にしてもらったらいいかな。感度の設定をすこし大きくしておくか。
ゾーンフォーカスというのが曲者で、猫を撮る時には近景と中景のちょうど境目あたりが多いんですよね。これも左の木あたりにピント来ていて少し手前の猫が甘い気がする。
猫のすぐ後ろはピントきてるのに…
ピント外してます。
こっちは合ってるかな?
距離感を身体で覚えるしかなさそうです。簡単操作のカメラってかえって難しいですよね。細かいこと気にせずに気楽に撮ればいいんでしょうが。
突然の東京遠征
先月27日におやホロを2ステージも見れて大満足だったんですが、ふとスケジュールを見ると7月半ばまで見に行く予定がない。これは少しさびしいと思ってもう一度調べたら6月7日水曜日にライブが。急いで当日の夜行バスのチケットを取り東京へ。
平日の夜行バスは料金安くていいですね。下手をすると片道2000円以下で大阪から東京まで行ける。今回は少し楽をしたくて4000円位のグレードにしましたけど土日祝からむと倍以上かかりますからね。
夜行バスだと早朝に現地に着くのでライブ目的だと夕方までぽっかりと時間が空きます。自分はこの時間が大好きです。慣れない土地に1人、何をして過ごしてもいい。ものすごく自由を感じる時間なんです。金欠でドトールでずっと粘ったり公園でボーっと過ごしたり食事代を浮かせるために路上でカップ麺すすったりしたこともありますけどそれも楽しい。
今回はそこまで切迫していなかったのでつい最近知ったソール・ライターの写真展へ。
その後映画を見たりしてわりと優雅に東京を楽しみました。
渋谷のLUSHというライブハウスでのBeat Happening!というイベント。対バンはイエスマン、印象派。
今回はE-M1mk2にNOKTONの17.5㎜で撮影。換算35㎜はライブハウスであまり使ったこと無かったんですが、今回みたいにステージ近いといい感じ。見てる視界に近いんで撮りやすい。このレンズはF2かF2.8 に絞ったら光芒がにゅっと伸びるのも楽しいです。
セットリストは
sister
sea song
ニューロマンサー
planet
plan
帰り路
fairytale
friday
lemon(仮)
Twitterから拝借しました。
カナミル
八月ちゃん
おやすみホログラムがワイヤードマイク使ってるのは予算の関係だそうですが、ワイヤレスマイクより似合うんでずっと使って欲しいなあ。最近リアルタイムでのボイスチェンジャーが導入されたりと機材の更新がある中でマイクはこのままなんで多分ずっと使ってくれると思いますが。
自分はマニュアルフォーカスで撮る時はピントが合ってる部分を強調して表示してくれるカメラの機能使うんですがケーブルあったら見やすいんですよw前ピンになりますが
レンズは他に75㎜も持ってたんで少し使いましたがドアップすぎた。
望遠単焦点、縦位置縛りで野良猫撮影。
縦位置での撮影に苦手意識があるので練習としてこんな縛りで撮影に。それと最近ネットで望遠でのスナップ写真をよく見ていいな、と思う事多いのでレンズは換算150㎜になる75㎜F1.8です。
望遠レンズは奥行き感大事だろ、と思ってなんとか猫の前後にオブジェクト配置しようと動いてみますがイメージ通りにはなかなかいかないですね。もうちょい右に、左に行ってと声かけたりしますが猫なので知らん顔。逃げないだけありがたいですね。
いつもの公園は狭いのでなかなかいい感じに奥行きあるポイントが無いという。目の前横切ってるのに今日は縦位置縛りだからお尻が切れちゃう。
右にフレームアウトした首が左から出てきたみたいな。
尻尾立ててご機嫌。これは縦位置向き。
お?
何か発見。
興味津々できたのに最後露骨にがっかりした顔してる。何があったんでしょうか。
望遠レンズで周りの状況も写そうと意識してたんですが難しいですね。被写体がどれだけ大きく写るかだけでなく、背景がどんな風に写るのかという距離感も身につけないと。