マイクロフォーサーズとフルサイズ、ライブハウスで撮り比べてみた。
と煽るようなタイトルつけてみましたが、これは全くフェアな比較ではありません。MFTのボディはE-M1mk2、レンズはMZD12-40/f2.8とMZD75/f1.8なんで今現在最良の組み合わせだと思います。一方、フルサイズのボディはα7S、レンズはPancolar50/1.8とZUIKO75-150/f4。ボディは1世代以上前のもの、レンズにいたっては30年以上前のマニュアルフォーカスのフィルムカメラ用のものです。ただボディの店頭価格は今現在ほぼ同じ、α7SのC-AFは頼りにならずマニュアルフォーカスでの撮影が増えそうなのでもしかしたら意味が無いこともない比較かもしれません。アスペクト比4/3がE-M1mk2、3/2がα7Sです。JPGにiPadのVSCOで少し味付けしてます。
正直、ブログの画像サイズではそんなに差はわからないと思います。PCで等倍で見たら違うと思いますけどね。ノイズについても自分は加工のさいに粒子足しちゃったりしてますし。ライブ撮影して一番見てもらいたい相手はもちろん演者であるおやすみホログラムの二人なんですが、おそらく二人が見るとしたらスマホの画面で、なんですよね。だったらこのくらい写ればセンサーサイズだの画素数だの気にしなくても…といった感想になりました。大きく引き伸ばしてプリントする、となるとまた違う感想になりそうですが。ただ、ピント外したり被写体ブレおこしてたらNGなのは間違いないのでE-M1mk2のAF性能やISO一万超でも使えるα7Sの高感度性能(MFTの一万超の高感度はさすがにスマホサイズでも見苦しい)は頼もしい。両方兼ね備えたカメラもありますが高価ですしね。手持ちの機材全て叩き売って買い換えれないことも無いでしょうが、今の足りないところを補って使う感じが楽しいのでしばらくこの編成で使おうかなと。
カメラボディの解像度だ高感度耐性だなんて事はそこまで気にしなくてもいいか、というのは実際使ってみて思ったんですがじゃあレンズは?となると違うな、と。
MZD75㎜F1.8。キレキレ、背景のボケ方も綺麗です。
ZUIKO75-150F4。古いレンズで逆光に弱いせいかゴースト、フレアが。でも悪く無いですよね?むしろ楽しい。もっと昔のコーティングの無いレンズで撮ってみたくなりました。ライブハウスは色んな光が入ってくるんで思いもよらない写真が撮れそう。プロのカメラマンさんは同じボディ二台持ちで標準と望遠のF2.8通しを使ってるのをよくみますが自分はしっかり写るレンズとゆるふわに写るレンズの二台持ちで楽しもう。