粗製濫造の果てを見たい

撮った写真とその時考えていたことの備忘録として

200㎜F4.0で野良猫その他

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 マウントアダプターを使って古い望遠レンズを最新のミラーレスに。以前も書きましたが撮影しててとても楽しいレンズです。

 カメラ買って写真撮りだして思ったのは綺麗な画像を得る事以外に、撮影するという行為そのものにも楽しみがあるという事。被写体を見つけ、距離と構図、シャッタースピードと絞りを決めてピントを合わせてシャッターを切る。写真の出来とは別にこの一連の流れが楽しい。

 撮影行為の楽しみ、という点ではズームレンズより単焦点レンズ、しかもマニュアルフォーカスのレンズの方が圧倒的に楽しいですね。道具に頼るのではなくて自分でコントロールする部分が大きくなるから。必要な写真を撮る場面ならズームレンズの利便性、信頼性を選ぶますが、特に使う目的も無い写真ですから撮ってて楽しい道具が良いです。

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誰かが置いていった餌を食べる二匹とおこぼれを狙うカラス。ここの猫は皆去勢済で今のボスが縄張り意識強くよそ者の猫を追い払ってしまうので餌が多い割に数は増えていません。こいつらが寿命を迎えたら猫はいなくなるんでしょうか?それともその頃にはまた新しくやってくるのか。

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現在のボス猫です。

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体そのものはこの黒猫の方が大きいんですけどね。だいたいやられています。性格でしょうか?太り過ぎで動きが鈍ってるからかもしれません。

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F4とさほど明るくないレンズですが焦点距離200㎜もあれば十分にボケます。

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草や葉に反射する光で玉ボケも。

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この猫はこっちを警戒しているので動きます。換算400㎜の極狭の画角とマニュアルフォーカスで追うのは大変だけどそれが楽しい。

 

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画角が狭いので背景を入れるというよりは副題となるオブジェクトと一緒に猫を撮る、という事が多くなります。両者をバランスよく構図の中に配置すれば良いんでしょうけどここはセンス磨くしかないでしょうね。

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歩いてくるところ撮るには前もって撮りたいポイントにピントを合わせておきます。この場合横のブロックの角。しかしそれだと猫の頭と若干ズレてるはず。慣れてきたらそういうのも見えるのでしょうか?

 

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日陰が多い公園では開放か一段絞ってF5.6までしか使わなかったんですが、帰り道は天気が良かったんで最小絞りのF32で撮ってみました。絞りすぎで思いっきり画質低下してますが超望遠でパンフォーカスの絵は面白いかも。望遠スナップに挑戦したくなりました。

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自宅(10階)の窓からも。夜撮っても面白そう。